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ダイオーズが開始した低資本、
顧客保証付き『カバーオール』FC事業とは何か?

実業界

雇用難中高年層に朗報!営業力・資金力がなくてもオーナーになれる新機軸FCシステムが登場。ダイオーズが開始した低資本、顧客保証付きの「カバーオール」FC事業とは何か?

この不景気、何が一番深刻かといえば、雇用難の問題だろう。特に中高年にとっては、一度無職になるとなかなか再就職が難しいのが現状。そんな中、久々に明るい話題が提供された。清掃事業などオフィスサービス業大手の「ダイオーズ」(ジャスダック上場)が米国オフィス清掃サービス最大手の「カバーオール」社と提携し、日本でのカバーオールFCを全面的に立ち上げることとなったのだが、このFCが”再就職出来ずにいる中高年”から熱い視線を受けているのだ。一体なぜなのか?

オフィス清掃サービスナンバーワンチェーン

会社員だった中高年がリストラで職を失い、再び会社員になろうとすると大変な運と努力を必要とする今日この頃。そのせいか、SOHOやFCなどが人気を集めているというが、どちらも営業力や資金力がなければ成功できない。甘い目算で借金を抱えて頓挫する例も少なくないのだ。

そんな中、従来のFCビジネスにはなかった画期的なチェーンビジネスが、日本で本格的に展開されることとなった。オフィス清掃サービスで世界最大のチェーン「カバーオール」(本社・米国フロリダ州、テッド・エリオット社長)が日本のオフィスサービス業大手ダイオーズと提携し、首都圏を中心にFC展開を図ることとなったのだ。

ダイオーズといえば、近年ではダスキンからの離反によって世間の注目を浴びたが,あのダスキンが離反を恐れていたことからもわかるようにオフィスサービス業界では圧倒的な知名度を誇るジャスダック上場企業。その同社が今年4月25日付でカバーオールの日本法人「カバーオールジャパン」に50%の出資を行い、カバーオールジャパンが展開していた東京地区直営店の営業権を全面的に譲り受けることとなった。これを機に、ダイオーズの関連会社「ダイオーズサービシーズ」をダイオーズカバーオール東京地区本部として、今後は本格的なFC展開に乗り出してゆく。

自分で顧客を開拓せずに済む画期的な保証システム

さて、そのFCだが、従来とは大きく違った実にユニークなシステムになっている。FCに加盟して一国一城の主になったものの、実際に自分で営業を展開していくのはやはり並大抵のことではない。いかに本部の看板があってサポートがあるとはいえ、日々の売上を稼ぎ出すのはあくまで加盟オーナー自らの手で行ってゆかねばならない。サラリーマンをリタイアしてFC加盟したオーナーがまず最初にぶち当たる壁が、この営業力だ。

ところがこのダイオーズカバーオールFCでは、顧客の開拓などの営業をダイオーズが肩代わりしてくれる。従って加盟オーナーは当初から顧客日照りの心配がないのだ。この「顧客保証システム」はカバーオール社の最大の特徴で、同社はこの方式によって短期間で世界ナンバーワンのチェーンに成長した。

この顧客保証システムはパッケージになっており、月額20万円、30万円、50万円の保証額が設定されている。例えば30万円ならば305万円、50万円ならば460万円と加盟する際の加盟資金(加盟料から研修費用までの一切合財を含む)によって選択できるわけだ。もちろん、この保証額とは別に自分で顧客を開拓すればその分はオーナーの売上に加算される。

ダイオーズによれば加盟オーナー(40~50才代)の平均収入は月商80万円、年収1千万円、月々の本部に支払う経費総計約20%を差し引いた手取りの年収は8百万円だという。

カバーオールの業務はビルやオフィス、マンションの清掃だが大手のビルメンテナンス会社が管理できない中小のビルやオフィス、マンションなどのニッチ市場がターゲットとなる。清掃については、一ヶ月にわたる研修などでコツや技術を取得していく。

ダイオーズの大久保真一社長は「ダストコントロール事業で当社が蓄積した顧客をFCオーナーに紹介できるのが我々の強み。これまでの当社の事業にカバーオール事業をリンクさせることで、シナジー効果が出る」とねらいを語った上で「実は今回の提携で最も期待しているのが、中高年層の人材活性化。今日本はひどい不況で、有能な中高年が次々とリストラの憂き目にあっている。こうした中高年の人材活用にカバーオールのFCがお役に立てるのではないか」と結んだ。

再就職の厚い壁に阻まれる日本の中高年にとっては、十分注目に値するFCシステムだといえよう。

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