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「社長の私生活」

日刊ゲンダイ

「ダイオーズ」社長 大久保 真一

オフィス向けに清掃用品、コーヒー、プリンター用トナーサービスなどを行っているのが、「ダイオーズ」(店頭上場)だ。不況にもかかわらず平成14年3月期は過去最高益を記録した。

大久保真一社長は東京・浅草生まれの61歳。この会社の創業者だ。中大時代から全国の小売り繁盛店を見て回り、卒業後は海外へ渡って2年間小売りの実習をしてきたという職人魂あふれた人物。趣味は海外旅行で、年に一回は夫婦で世界中を旅行している。健康のため、社用車も自家用車も持たず、極力歩くことにしている。

生年月日
昭和16(1941)年3月21日、61歳の巳。
生い立ち
東京・浅草で米穀業を営んでいた父・忠治氏と母・静子さん(ともに故人)の長男。下に妹2人の3人きょうだい。

「米屋を継ぐことになっていたので、一度も勉強しろといわれたことがなかった。ただソロバンだけはやっておいた方がいいといわれ、小学時代に2級をとりました」 (以下、赤字は本人)

中央大経済学部時代はカメラ部に所属し、全日本学生連盟の委員長を務めた。大卒後、読売広告社に4年間勤務。その後、流通業の勉強をと2年間海外渡航を。1969年この会社を興した。

学歴
浅草小、蔵前中、京橋商業高を経て、昭和38(1963)年、中央大経済学部を卒業。

「中学を出たら大阪の米屋に丁稚奉公に行く予定で、奉公先も決まっていた。ところが、母がなんとか高校だけでもと父を説得してくれ、商業高校へ入ったわけです」

高校卒業の時、商業高校生のあこがれだった三越の入社試験に合格。これで自信がつき大学へ。

「中大経済学部は簿記で試験が受けられるというのでチャンスだと思ったわけです。」

大学ではカメラ部に所属。2年の時には全日本学生写真連盟委員長に就任。新聞でチェックしておいた全国の繁盛店を写真に撮るなどして全国を飛び回った。
職歴
大学卒業後、読売広告社に入社。営業部、企画部に勤務したが、4年後に退社。流通業の勉強のために海外渡航を。

「流通の勉強に海外に行くと言ったら家族中から大反対された。結局、帰ったら米屋を継いで日本一にすると約束をして、女房と1歳の長男を実家に預かってもらった。米国のスーパーやヨーロッパの生協などで働きながら流通の勉強をしました」

帰国後の昭和44(1969)年、ダイオーズを設立、ダスキンの加盟店から出発した。
年収
「ご遠慮させてください。配当収入が給料を少し上回るようになりましたでしょうか」
所持金
10万円。 カードは国内がJCB、海外がVISA。

学生写真連盟時代に日本女子大の渉外担当だった彼女と知り合う。彼女、私のアシスタントをしてくれたんですよ。手際のいい仕事ぶりにひかれちゃった。卒業時に”結婚しよう” と…。

結婚
昭和40(1965)年3月21日、24歳の誕生日の日、会社員・小堀栄三氏(91歳)と静子さん(88歳)の二女・洋子さん(日本女子大卒)と恋愛結婚。新郎、新婦とも24歳だった。

「彼女とは全日本学生写真連盟時代に知り合いました。日本女子大の渉外担当だったのが彼女で、写真連盟の委員長だった私のアシスタントを務めてくれたです。手際のいい仕事ぶりにひかれて親しく付き合うようになりなした。卒業する時、“結婚しよう”とプロポーズをしたんです」
趣味
海外旅行とカメラ。海外研修時代を含め、50カ国近く海外に行っている。

「年に1回だけは海外旅行をしています。これは“家内孝行”で、“キミの行きたいところへお供をする”と。昨年がシルクロードで、今年の春はヒマラヤを楽しんできました。来年はチベットへ行く予定で、今から家内は資料を集めたり準備をしています」

アラスカの氷河、映画「シェーン」の舞台となった米グランドティートン公園、エーゲ海のミコノス島など2人が訪れた地は多い。そして、行った先々でカメラをパチリパチリと撮りまくる。写真は多過ぎてアルバム整理にひと苦労とか。

「高校、大学とカメラ部に所属してきましたが、芸術的センスはありません。もっぱらメモ代わりに使ってます。デジカメは整理しやすいのがいいですね」

この夏は米国のウォルマートの株式総会に出席し、デジカメで写真を撮りまくってきた。

「タレントのトークショーなどがプログラムに組み込まれ、ショーアップされた素晴らしい株主総会でしてね。勉強会で社員に見せたところ、みんな目を丸くして見てましたよ」

健康法は“とにかくできるだけ歩くこと”。日1万歩が目標だ。酒?ビール1本で顔が真っ赤になります。テレビは朝、番組をチェックしてビデオをセッティング。カラオケはオンチだから苦手。

健康法
ウォーキング。
免許はあるが、自家用車も社用車も持たず、いかに歩くかを日課に課している。1日1万歩以上が目標。駅ではエスカレーターは使わない。1駅、2駅を歩くこともある。本社ではエレベーターは使わずに23階のオフィスまで階段を使っている。

「休日は千葉県我孫子の手賀沼の遊歩道を、1時間半かけて早歩きウォーキングしています。健康には歩くのが一番ですよ」
ゴルフ
やらない。

「できないと言った方が正しい。以前、2~3度したことがありますが、ボールが当たらないし、当たるととんでもない方へ飛んでいく、ワッハッハ。以来やらないことにしているんです。センスがまったくないんですな」
毎日、ビールが一本かワインが2杯。

「ビール一杯で顔が真っ赤になってしまうタイプです」
タバコ
「高校生の時、無理やり吸わされて、むせ返って以来、吸ってません」
好きな食べ物
好き嫌いなく何でも食べる。

「世界中どこでもその土地のものを食べるのが一番ですね」
好きなプロ野球チーム
とくに無し。
好きなテレビ番組
「朝起きて新聞のテレビ欄で、興味ある番組をチェックし、ビデオをセッティングするのが日課です。週末にそれをまとめて見る。だから生で番組を見たことがないんです」
好きな歌
「オンチなのでカラオケは苦手ですな」
読書
各種経済誌。

「雑誌を買ったら必要な部分だけを切り抜いてスクラップにし、持ち歩いています」
好きな女優
特にいない。
購読紙
日経流通・日経
血液型
B型
体格
身長172cm、体重68kg。
社用車
無し。
息子が3人
39歳の時、千葉県我孫子に家を建て、浅草から転居した。洋子夫人との間に3男が。長男・洋氏(35歳)は、リクルート勤務後、カリフォルニア大バークレー校へ留学。MBAを取得し、現在ダイオーズアメリカに。二男・真氏(31歳)はマーケティング関係会社に勤務。三男・潤氏(29歳)は自動車関係の会社に勤務。
私の信条
自分のすべてを賭して悔いなし。何事も前向きに!
私の夢
世界中をもっと見てみたい。
私の顔
両親からのいただきもの
ウチの女房
なくてはならない存在

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